TOPICS 8

救われるか 羊の群れ

遺伝子を操作できるとはどういうことなのか。

ディオキシリボ核酸(Deoxyribonucleic acid; DNA)、つまり、一部のウイルスを除くすべての生物の遺伝子の本体となっている高分子物質のことをいう。
遺伝子操作、と聞くと、「ああ、クローンね、遺伝子組み換えね。知ってるわ。」という声が聞こえてくる。
知っているわ?本当にわれわれは知っているのだろうか。

結局、われわれは、知っているようで実は何も分かっていないのではないか。
或いは、最悪にも分かろうともしないのではないのか・・・・・・・・

人間のDNAの中にあるヒトゲノムは、全部で43種あるということが解明されている。
つまり、60億の人類は43種に分けられるということである。

ということは、地球上のどの民族がどういう遺伝子をもっているかが解読されたということである。
これは、恐ろしいことである。

なぜか。

つまり、すべての民族の遺伝子が解明されたということは、ある民族特有の遺伝子に対してだけ有効な病原体を製造すれば、そのターゲットとなった民族を殲滅させることも可能になる。

恐るべき生物(細菌)兵器が作れるということになる。

その特有の遺伝子を体内にもつ人間、民族だけが新種の病気にかかって死に絶えるということが起こせるということである。

日本人のDNAのパターンも既に解明されている。
ごくおおまかに言うと、約40パーセントが中国系、約40パーセントが朝鮮系、残りの約20パーセントに中東系や東南アジア系などの血が混ざっているらしい。

古代マヤ文明の遺骨のDNAは、日本のDNAであったとか、いろいろな興味深いことが判明してきている。それからアメリカインディアンもそうであるらしい。

自分のDNAを調べれば、自分がどこから来た民族なのかが判明する。

歴史的に続いてきた差別問題なども根本が明らかとなり、問題は劇的に雲散霧消するだろう。

しかし、各国は、競ってDNA研究をしており、平和目的と軍事目的とは紙一重である。
食物の種のDNAを組み換えてウイルスを組み込まれたりしても、農家は何も知らずに善良な意志でもって種をまき、何も知らずに善良な意志でもって喜んで収穫し、何も知らずに善良な意志でもって市場に出荷する。
すべては善良な意志で事が運び、何の咎もないのに大惨事の片棒を担ぐことになる可能性は最後まで残ることになる。

結局、食物の種は、自分の農場で取れた「種」を使うのが安全ということになる。

究極的に遺伝子組み換え食品の怖さはここにある。

自らの意志で行動できなくなっているこの国。
羊は、前の羊の後ろ足を見ながら前の羊について行く。その前の羊は、そのまた前の羊の後ろ足を見ながらついて行く。そのまた前はその前の羊の後ろ足を見ながらついて行く・・・
先頭の羊は、一体何を見て歩くのか。
先頭の羊は、羊飼いを見ている。

羊飼いが右へ行けば右、左へ行けば左、谷に落ちれば、みんなそれに続いてなだれのように落ちて行く・・・・
ああ、われら羊たち。われわれは、どこへ行くのか。

われわれの本来の、本当の羊飼いは誰なのか。どこにいるのか。

われわれは、やがて巨大な戦争や災害或いは巨大な圧力によって離ればなれになる時が来るかも知れない。
各人がしっかりと社会の状況を把握し、自分自身の力で判断をしなければならない時が来る。

そんなとき付和雷同は、最も危険な行動になるだろう。

その時どう判断するか、今のうちによく研究しておくことが大事である。

(H15.6.13更新)

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